東京鹿世会では、年度事業活動計画におきまして他支店における施工現場見学を実施しております。
現場見学会を通じて、他支店工事事務所の方々との交流、都市土木では触れることができない施工技術や安全管理に関する勉強をさせて頂くことを目的としております。
昨年度は、北海道支店 泊発電所防潮堤関連工事(泊総合JV工事事務所及び防潮堤JV工事事務所)並びに、北海道新幹線、札幌車両基地高架橋1(新幹線札幌車両基地高架橋JV工事事務所)に伺わせて頂きました。
今年度は、関西支店 新名神高速道路 田上枝工事(新名神田上枝工事事務所) 並びに、新名神高速道路 宇治田原トンネル西工事(新名神宇治田原工事事務所)に伺わせて頂きました。
田上枝工事は、工事途中の現在でも見応えのあるアーチ橋が完成しつつありました。土木遺産を残すをテーマに工事が進められており景観がとても良く完成が楽しみになるような工事でした。
また、宇治田原トンネル西工事は概要説明時にVRを使用し普段見ることのできない発破の現場をまるでその場にいるかのように体験できました。
安全管理面においても、トンネル内をプロジェクターで制限速度の表示や視差喚呼場所をセンサーで音声案内する個所などがあり、どちらの現場も東京土木支店管轄の現場でも水平転回して活用できると感じました。
最後になりますが、本趣旨にご理解を頂きご尽力頂きました関西支店 渕先土木部長 様、樋土井土木工事管理部長 様、江口・安永両所長 様、各工事事務所関係者 様並びに東京土木支店 奥本土木部長 様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。